一人で元気に生きる母
今日は「ばあば」は「ばあば」でも、今年92歳になる私の母のことを書く。
私より2?才[ばあば]歴が長い、正真正銘のばあば。
静岡県で、一人で生きている。兄夫婦、弟夫婦は車で10分のところに住んでいる。
母は時折私に言う。
「人生は一人が一番。夫が死んだら、あんたも一人で生きなさい。娘夫婦と住もうと思ってはいけない。まして息子夫婦と住むのもやめろ。嫁も自分も、苦しむ。元は他人だ。
同居している年寄りはみんな家庭内にトラブルを抱えて、苦しんでいる。みんな不幸だ。最後まで健康に気をつけて、夫が死んでも、一人で生きよ。」と。
中には、幸せな同居もあるとは思いますが、母は言うのです。
そして、母はどうやら夫よりわたしが長生きすると、決めているらしい。
自立心旺盛な母は、目の前の庭に、ナス、トマト、青菜、豆、大根などを植え、毎日草取りなどで、1日に3,4時間庭で、働いている。おまけに、習字を4,5人の生徒に教えている。もっとも、習字を教えるのはもうやめるらしいが・・・。疲れるらしい。
母はこんなきれいな庭、畑はめったにないと、自慢してはばからない。
この母には、かなわない。